金沢市大野。金沢港に隣接し、路地には昔ながらの醤油蔵が並んでいるノスタルジックなムードが漂う港町。
ここには醤油味のソフトクリームというちょっと変わった名物がありまして、ひしほ蔵とヤマト醤油の2軒で売られています。「醤油味」と聞くとひいてしまう人もいるでしょうけど、キャラメルのような風味で私は結構好きなんです。「私は」と断るのは、実は家族にはあまり評判がよくないからで、チビどもには「これだったら普通のバニラソフトクリームの方が美味しいよ」といわれてしまいました。その後、家族の白い目を横に父親だけが醤油ソフトを食べることが数回ありましたが、この光景を傍から見たら……と想像したら、空しくなって、以来、醤油ソフトとはご無沙汰になってしまいました。
また、大野の目と鼻の先、金沢港には春から秋には、ちょくちょくアジ釣りに出かけます。サビキ釣りは私のような初心者や小さい子どもでも簡単で、まあほとんど豆アジばかりですが、まれにはハチメやヒラメがかかることもあります。いずれにしても収獲が得られるということは何より楽しいし、今どきの子ども達には「魚は魚屋で買うだけでなく、海に行けば釣れる」ということを教えることも大切です。
休日に大野周辺に出かけることが多いことをくどくど書きましたが、「帰り際に立ち寄れる温泉が近くにあればもっといいのに」とずっと思っていました。しかし、大野の隣、金石に温泉があることということを知り、訪ねてみました。
金沢温泉というこの温泉、以前は普通の銭湯だったそうですが(確かにそんな雰囲気が残っています)、昭和62年に温泉を掘り当てたとか。茶褐色のコーラ色したお湯で、湯量は豊富らしく掛け流しになっています(一部循環式かもしれませんが)。お湯の感じは、金沢市内のレモン湯やルネスかなざわのお湯とかなり近いように思います。湯上りはぽっかぽか。とにかく良く温まる温泉で、潮風に当たって冷えた体にはありがたいですね。
休日の夕方に行きましたが、駐車場はほぼ満車、浴場内も程よく込んでいました。ところで、ここの脱衣所のロッカーの鍵が他では見たことのないタイプで、初めての人にはなかなか扱いづらい(ちょっとオーバーですが知恵の輪を解くようなコツがいる)、これを一発で空けられる人は常連さんと思って間違いないと思いますが、しばらく観察していると半分以上の人が戸惑うことなく空けていました。残りの人は私同様、結構戸惑っていました(笑)。
ちなみにロッカーの鍵というのは結構癖がありまして、知っているところでは、白峰温泉総湯の鍵もコツを知らないと鍵をかけられません。ここも観察していれば、だいたい常連さんかどうかは分かります。私の場合、こういうロッカーに出会うと、一発で開けられるようになるまで通っちゃたりします。
後で聞くと、金沢港に水揚げした後、ここに寄る漁師さんも多いそうで、魚群を求めて全国を回る漁師さんたちには知られた温泉なのだそうです。
ちなみに外には屋根がついたうたせ湯と露天風呂(というよりはプール)がありますが、こちらは温泉ではないようで、塩素のにおいが立ち込め、誰も利用する人はいませんでした。
一言でいえば、「町の社交場」という言葉がぴったりとする、古きよき人情があふれた温泉ですね。
〔金沢温泉 金石荘〕
◎住所:石川県金沢市金石本町2−91 電話076−267−0630
◎泉質:弱アルカリ食塩泉
◎効能:神経痛、切り傷、筋肉痛など
◎入浴:大人350円
◎営業:10〜24時(終了)
※記載内容は取材時(2004年4月)のものです。現在は変更なっている場合もあります。
2007年07月17日
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/48193423
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/48193423
この記事へのトラックバック



昨日、大野でしょうゆソフトを初めて食べた関係で、検索していてたどりつきました。
確かに塩キャラメルに近い味でした。
誰か観光に来たら、連れて行ってあげたいです。
また、金石温泉の情報ありがとうございます。
父がコーヒー色系統の銭湯のファンなので、ぜひ教えてあげたいです。
また遊びに来ますね♪
コメントありがとうございます。
大野のしょうゆソフトは2軒ありますが、食べくらべると味が違うので驚きます。
コーヒー色のお湯は金沢市内には多いですね。おすすめは金城温泉です。