2007年12月28日

富山県「こぶしヶ丘温泉 ロッジ山ぼうし」編

 毎年、石川県津幡町の山奥に流しそうめんを食べに行く――。これが我が家の夏の恒例行事になっています。その店は1時間以上待たされることもあって、「そこまでして流しそうめんを食いたいか」という人もいます。でも、待つ間は目の前に滝が落ちる冷たい川に足をつけ、しばし童心に帰ってはしゃいでいますので、時間はあっという間に過ぎて苦になりません。
 花火や盆踊りに夏を感じるひとは多いでしょう。でも、昼行性の我が家にとっては流しそうめんが合っています。少なくとも娘たちはいくつになっても、流しそうめんと聞けば、きっと子どものころの夏のひと時を鮮明に思い出してくれるに違いないと思っています。ただし、そこにはいい歳をして童心に帰っている親父(つまり私)の姿があるかどうかは甚だ疑問ですけど……。
 さて、前置きが長くなりましたが、いつもはこの山奥の流しそうめん屋を往復するだけですが、その先にも道があり、すぐに富山県境となることを知り、今年はそちらへ足を延ばしてみました。
 ちょうど能登半島の付け根に当たるあたり、なだらかですがダム湖が連なる山奥を、決して広くはありませんが快適な県道が続きます。そして、高岡、小矢部方面へ抜ける途中の福岡町の山の中で、「ロッジ山ぼうし」の看板を見かけました。
 そういえば、ここにも温泉(しかも露天風呂つき)があったことを思い出し、最近「温泉の新規開拓」をしていなかったこともあり、さっそく立ち寄ってみることにしました
 夏休みの一コマを飾るにふさわしい、そんな高原風の佇まいの中にあるとやま・ふくおか家族旅行村の施設がこのロッジ。ロッジ以外にスケートリンクやファミリーゴルフ場、芝生広場なんかもあるけど、先ほどの流しそうめん屋とくらべると、静まり返っていました。
 ダム湖を見下ろすロケーションにある施設なので、露天風呂はさぞかし……。と期待しつつ、さっそく温泉浴場へ。
 大きなガラス窓の内湯、そして露天風呂ともダム湖を見下ろす開放的なロケーション。湯船はちょっとカルキ臭がし循環・加温となっているが、2、3人が一度に入るといきよいよくあふれ出すところをみると、半循環式と思えます。
 泉質は、ナトリウム‐塩化物泉(高張性・弱アルカリ性・温泉)となかなか。内湯には薬湯の浴槽もある。洗い場は広くて清潔、シャンプーやリンスも上等なものを備え付けている……。これだけ書くと申し分のない温泉と思われるでしょう。実際、何もいうことはありませんが、可もなく不可もなくというか、正直、あんまり印象に残らない温泉でした。
 インパクトの強い夏の恒例行事と、ここまで至る印象的な山の風景に埋もれてしまったのでしょうか……。
 併設の施設と一緒に楽しめばもっと印象も変わったのかもしれませんし、紅葉の頃に訪ねれば一興かと思います。

〔こぶしヶ丘温泉 ロッジ山ぼうし〕
 ◎住所:富山県高岡市福岡町五位57−2 電話0766(65)1177
 ◎営業:10〜18時 月曜休み
 ◎効能:神経痛、リウマチ、筋肉痛、慢性皮膚病、五十肩など
 ◎入浴:大人500円、食事つきコースや個室休憩、宿泊もできる
 (地図)MapFan Web提供
  
 ※記載内容は取材時のものです。現在は変更なっている場合もあります。(取材:2005年8月)
posted by Dr.若井 at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 富山県の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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