2008年03月28日

富山県「天竺温泉の郷」編〜国際派の村の湯で雪見の露天風呂〜

 富山県南砺市利賀村。住所標記で市の中に村があるのが未だにどうも違和感がありますが、逆に言えば、この風景の場所を「市」と呼ぶのはもっと違和感があります。

 県南部の産地にあり、五箇山に数えられる5つの谷間のひとつで、高速道路や県境を越える国道がないため、この村に用が人はめったに来ない、県内でも秘境ムードの漂う「村」です。

 でも、それだけじゃありません。ここは、そばを通じてネパールのツクツエ村と国際交流を行ったり、国際演劇祭が開かれる劇場があったりとインターナショナルなところでもあります。

 そんな利賀村にある温泉は名前もユニーク。「天竺(てんじく)温泉の郷」といいます。

 天竺とはインドの旧名で、言わずと知れた、西遊記で三蔵法師が目指したとされる国。
 何でそんな名前がついたのか、ホームページをみてもはっきりしませんが、この村の雰囲気にはなぜかぴたりとはまるから不思議。

 そういえば、この村にある別の施設、「瞑想の郷」で働くネパールからの留学生に聞いたら、この辺りの森の佇まいがネパールに似ているとか。
 「ネパールこそが三蔵法師の目指した天竺であった」という話もあるそうですから、なんとなく納得。

 さて、とてもグローバルな名前の温泉ですが、三蔵法師が持ち帰った経典のように、心にやすらぎをもたらしてくれる、そんな風景の露天風呂があります。

 岩風呂風風で気もふんだんに使い、天井が高い内湯も良いですが、やはりのどかな里山の風景を望む露天風呂が気持ちいい。湯に浸かったり、デッキチェアに座って風景を楽しんだり、半身浴で風に吹かれてみたり……。思い思いにこのロケーションに身を投じることができる、そんな露天風呂がここの一番の魅力です。

 雪深い土地だけに、冬は豪快な雪見の露天風呂も楽しめますね。

 すぐ近くにある「スノーバレー利賀」の1日リフト券を購入すると、当日のみこの温泉に無料で入浴ができます。
 また、2月9〜11日には「南砺利賀そば祭り」がこれもすぐ近くの利賀国際キャンプ場の特設会場で盛大に行われます。

 雪深い利賀村の冬は、思いのほか熱いですヨ。


 ○そば祭りの情報は自然人ネットにあります。
  http://shizenjin.net/event/id_1750.html


〔天竺温泉の郷〕

 ◎住所:富山県南砺市利賀村上百瀬482
 ◎電話:0763(68)8400
 ◎HP:http://www1.tst.ne.jp/tenjiku/
 ◎泉質:アルカリ性単純温泉
 ◎効用:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病、うちみ、冷え性、
  疲労回復、健康増進など。美肌効果が高く「美人の湯」とも言われる。
 ◎入浴:大人600円 子ども300円
 ◎宿泊:1泊2食1万650円〜
posted by Dr.若井 at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 富山県の温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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